前回は、雨の日が続く梅雨時期でも自宅で楽しく取り組める「ワンちゃんの室内運動」についてご紹介しました。おうちの中でしっかり体を動かして、ストレスや運動不足は上手に発散できたでしょうか?
実は、室内運動を楽しんだ「その後」のアフターケアも、同じくらい大切です。運動をして適度に興奮した心と体を、優しくリラックスモードへと切り替えるクールダウンとしておすすめなのが、「犬の耳マッサージ」です。
人間の足の裏と同じように、**犬の耳にも自律神経を整える大切なツボ(経穴)**が集中しています。今回は、運動後の興奮をじんわり鎮める万能のツボ「神門(しんもん)」の押し方など、おうちで手軽にできる耳つぼケアの具体的な手順を分かりやすく解説します。
🐾 ① 神門から先端へのリラックスケア
耳の付け根にある万能のツボ「神門(しんもん)」からスタートし、耳の先端までを心地よく刺激する基本の流れです。
1. 神門(しんもん)に圧をかける
耳の付け根のくぼみ(神門)に親指の腹をあて、じわーっと優しい圧をかけて10秒間キープします。
2. 先端へ滑らせる
そこから耳の先端に向かって、指をすーっと優しく滑らせていきます。
3. 先端でキープ
耳の先端まで届いたら、そこで再び優しい圧をかけて10秒間キープします。
★この一連の流れを、3回繰り返し行います。
💡 ポイント
「10秒間」じっくりとキープすることで、犬の緊張が奥からじんわりと解けていきます。呼吸を合わせるように、ゆったりとしたリズムで行ってあげてくださいね。
🐾 ② 耳のふち(耳介外縁)のグルグルもみほぐすケア
耳のふち(耳介外縁:じかいがいえん)全体を優しく刺激することで、全身の血行を促進し、体をポカポカと温める流れです。
1. 耳のふちを挟む
親指と人差し指を使って、耳のふちを優しく挟みます。
2. グルグルともみほぐす
小さな円を描くように、グルグルと優しい力加減でもみほぐしていきます。
3. 付け根から先端へ移動する
耳の付け根のほうからスタートし、ふちに沿って少しずつ位置をずらしながら、耳の先端に向かって丁寧に行います。
💡 ポイント
耳のふちは血管が多く集まっているデリケートな場所です。「弱すぎるかな?」と思うくらいの優しいタッチで、皮膚を軽く動かすようなイメージで揉んであげてくださいね。
